からだの緊張が取れない理由

からだの緊張が取れない理由

からだは、こころが変わるようには変われない

こんにちは。ゆいセラピーかぜのねです。

 

マッサージとかに行っても、なかなか、からだの緊張が取れない。

いったんは緩んでも、すぐ、元通りになってしまう。

と、お悩みの方へ。

しつこいからだの緊張感が取れない理由がご理解いただけると思います。

 

初対面の人と会う、初めての場所に行く、など、

普段の生活でも、緊張する場面はたくさんありますね。

 

そんな緊張場面が終わって、自宅に帰ったとしても、何となく緊張感が取れない・・・?

 

その理由は、無意識にからだを緊張させていることが原因になっていることがあります!

 

からだは、もともと、どんなにリラックスしていても、多少は緊張しています。

例えば、事故や災害など、命にかかわる危険に遭遇した時には、反射的に、安全な方へ逃げようとします。

 

こうした緊急事態に、すぐに自分の身を守る行動を取れるようにするために、

からだはいつも多少は緊張していて、必要最低限の準備態勢を整えているのです。

 

これは自分で意図的に緊張させようとしなくても、自然にからだが記憶している緊張状態なのです。

つまり、からだに元々備わった「からだの知恵」です。

なので、緊張することそのものは、決して悪いことではないのです。 

 

ここで問題となるのは、過度の緊張状態なのです。 

 

現代の生活では、緊急事態ほど大きなストレスではないけれど、

日々、職場や人間関係などで、慢性的なストレスにさらされる状況が増えています。

 

一つ一つのストレスは小さくても、

「粉雪が積もるように」いくつも蓄積した状態になっていると、

大きなストレスにさらされた時と同じような強い緊張状態が続いてしまいます。

 

そもそも緊急事態のような、大きなストレスは滅多にないことで、

たいていすぐに解消されること、だったはずです。

「危ない!」って安全なところに避難すれば終わり、みたいに。

 

ところが、今のわたしたちには、小さくても継続したストレスが積み重なっていて、

いつもいつも緊急事態であるかのように、からだは緊張しているのです。

毎日ずっと過度に緊張した状態が続いていると、からだはその緊張感を記憶してしまいます。

 

そのため、お休みの日など、

それほど緊張する必要がなくなって、リラックスしてもいいのに、

からだが緊張感を覚えてしまっているので、

なかなか緊張が取れない、という訳なのです。

 

一方で、こころの方はというと。

緊張する必要がなくなると、すぐにリラックスしようとします。

ところが、からだには緊張が溜まったまま。

そのからだの緊張感を、またこころが感じてしまい、

余計、リラックスしたいのにできない、という状態になってしまうのです。

 

こころは変化しやすく、それに比べて、からだは変化しづらいのです。

からだは、こころが変わるようには変われないのです。 

 

では、からだは変われないか、というと。

決してそんなことはありません。

 

こころに比べて、時間はかかりますが、ボディワークやヨーガなど、

じっくり取り組めば、からだも必ず変わります。

 

ストレッチとか、どんなやり方でもいいので、

ゆっくり呼吸しながら、少しずつからだを動かし、

緊張があるところに、しっかり意識を向けて、

ゆるめようという気持ちを込めて、ゆるゆる動かしてみたり、

動きが固まった場所で、はあ~っと息を吐いて脱力してみたり、

繰り返していくと、

からだは、ちゃんとリラックスした状態を記憶してくれます。

(ゆるめよう、でも頑張りすぎない、そういう状態が大切!)

 

どんなに強い緊張感も、もともとは自分で作り出したもの。

自分の身を守るために必要なことだったのに、過度にやり過ぎてしまっただけです。

 

だから自分でちゃんと弛められます。

 

一度自分で緊張を弛められる!という感覚をつかむと、

からだは、そのことをしっかり記憶してくれます。

 

そうすると、緊張する必要のない時には、

すぐにリラックスした状態に戻ることができるようになります。 

 

からだは正直です。

転んだ時に「痛い」と感じるのも、熱湯に触れた時に「熱い」と感じるのも、嘘はありません。

今、ここの、純粋な、あなただけの感覚です。

 

一方、こころは嘘をつきます。

本当は欲しいのに「要らない」と強がってみたり、本当は嫌いな人に対して、とても仲良くしたり。

もちろん、こころの嘘は、ある程度仕方ないこともありますが。

 

でも、こころの嘘が多くなり過ぎてしまうと、自分の本当の感覚を忘れてしまいます。

 

からだを過度に緊張させないで、自分のからだの感覚を尊重しながら、

周囲の環境やこころの嘘とも上手に付き合っていく、

あなただけのバランスを見つけることが、あなたにもきっとできますよ。

 

より効果的な方法を試してみたい方は、セッションをご検討くださいね。

 

<前のブログ      次のブログ>