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思い込みを手放す

思い込みを手放す

ヨガで思い込みを手放す

ヨガがこころに与える効果について、こちらのブログで度々ご紹介していますが、今日は、最近私が改めて感じていることについてシェアさせてください。

 

 

私が学んでいるアイアンガーヨガでは、アライメントと呼ばれる正しい姿勢を常に意識することが求められています。

立った時には、踵に足の付け根が来るように。

座るときには、坐骨を意識して、その上に足の付け根が来るように。

この姿勢は、骨盤を真っ直ぐに立てることができると、自然とできるようになるのですが、私にはとても難しいのです。

 

私はもともと骨格的に、骨盤が後傾していて、何年やっても、この姿勢ができませんでした。

半ば、「そういう体なんだから、生まれつきだし。仕方ないから」と諦めていたせいもあります。

「骨盤は立たないけど、それなりにやれることはあるのだから、ま、いっか」という感じでした。

 

そもそも、ヨガでは、完璧なポーズなどありません。練習していくと、自分のからだが変わり、それに伴い、ポーズの形も変わっていくからです。

今の自分のからだで、できることを最大限やること、それが大切だと学んできました。

だから、できないなりの形でやり続けていたのです。

 

ところが、最近になって、改めて自分の人生にとって、ヨガが重要な位置を占めていることに気付きました。

そして、ヨガに対する自分の姿勢をもう一度見直して、ごくごく基礎的なことから、練習し直してみよう、と思ったのです。

骨盤の位置も、骨格的な理由もあるけれど、もう一度ちゃんと見直して、できる限り、正しい位置に近づけるように、練習してみました。

 

そうすると、本当に少しずつ、少しずつなのですが。

骨盤の感覚が変ってきました。

足の付け根が突っ張って、うまく伸びないこともあるのですが、それでも、以前より、柔らかく感じられるようになりました。

 

ある時、ふと、ポーズの最中に、今まで何となく曖昧だった「坐骨の上に足の付け根が来る」という感覚が掴めたのです。

こういうことだったのか?

と、目から鱗が落ちる気がしました!

 

そこで、自分なりに振り返ってみると。

「骨格的に無理だ」と思っていたのは、実は思い込みの部分が大きかったのではないか。

もちろん、生まれつきの骨格による限界はあります。が、それ以上に、「どうせ出来ない」と、自分で思い込み、自分で動ける範囲を制限してしまっていたのではないか。

その背景には、「生まれつき」だから無理、そこまでやらなくても、と自分を甘やかしてしまっていたのでは。

 

でも、本当のところ、自分のからだは、もっと動けたのです。自分で思っていた以上に。 

 


こんなふうに、つい、無意識に思い込んでいることって、あると思います。

ヨガをやっていると、「私はからだが硬いから」「もう年だから」「私には難しすぎる」など。

カウンセリングでは、こんな言葉を聴きます。「人付き合いが苦手だから」「性格が暗いから」「どうせダメだから」

 

でも、本当に、そうなんでしょうか?

今回のことで、私は、「どうせ○○だから」「○○でないといけない」という、自分のなかのブレーキになっていることを、一度疑ってみることも大切だと実感しました。

私は「骨盤が立てられない」と長年思ってきましたが、心底向き合ってみたら、本当は違っていたように。

これからも、度々自分に問いかけていきたいと思っています。

「もしかしたら、自分がただそう思い込んでいるだけかもしれない・・・」と。

 

 

ヨガをやっていると、こういう体験をする機会に恵まれることがあります。

それも、私にとっては、ヨガの大きな魅力になっています。

 

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