癒しのヨガ

癒しのヨガ

何もしなくても、からだは自然にゆるんでいきます。

こんにちは。ゆいセラピーかぜのねです。

今日は、セラピーに取り入れているヨガのことをご紹介します。

 

心身の回復を目的とした「リストラティブヨガ」という名前のヨガなのですが。

1回の90分のセッションでも、ポーズは全部で5~6ポーズ程度。

一つのポーズに入るときから抜ける時まで、10分以上かけてじっくり調整しながら、自分のからだと内面を観察していきます。

 

一般的なヨガと違い、ほとんどからだを動かしません。

それでも終わると、特に何をしたということもないのに、とても開放感があって、夜も良く眠れるようになります。

参考までに、下の写真のような感じのものです。 

このポーズは、胸がだんだんと開いて呼吸が楽になって、ほどよく腰がストレッチされていきます。

気分が落ち込みやすい方、夜ぐっすり眠りたい方にはお勧めです。

 

こういうヨガの練習をしていると、つくづく、「からだはこころで、こころはからだ」だと実感します。

 

動かないまま、体の深い部分の緊張を緩めるように、呼吸しながらポーズを取っていくと、ふわっと緊張が緩んだ瞬間に、ふっと、昔見た景色のイメージが浮かんだり、過去に味わった様々な感情が湧いてくることがあります。

急に悲しくなったり、怒りを感じたりすることもあります。

 


これは、気付かないうちに、無視してしまった感情や気持ちが、

からだのどこかにぎゅっと 溜まっていて、

からだの緊張がほぐれたのと同時に、こころによみがえってきたから、のようです。

 

こういう時、私は浮かんできたイメージや感情をノートに書き留めておくことにしています。

後から読み返すと、「このからだの緊張は、あの時のことが原因かも?」など、

自分でも分からなかったことが、少しずつ分かってきます。

 

それに、溜め込んでいた感情は、一度きちんと向き合って、味わってあげると、

だんだん薄らいでいき、流れていってしまいます。

そうなると、溜め込んでいることに、エネルギーを使わなくて済むようになるので、

こころが、軽やかに楽になります。

すると、からだも、いつの間にか緊張が和らいで楽になっています。

無理にゆるめようとしなくても、からだは自然にゆるむのです。

 

ホットヨガなど、今の多くのヨガレッスンでは、

ダイエット目的などで、からだを激しく動かすことや、ポーズを取ることばかり、熱心に指導されています。

そのため、ほとんどの方はヨガに心理的な効果があることを知りません。

 

そのためか、「体が硬いからヨガはできない」「先生のようにポーズを取れなくてはいけない」と誤解され、

ヨガを敬遠する方がたくさんいらっしゃいます。

いつも残念に感じています。

 

伝統的ヨーガでは、ポーズが出来るかどうか、ということより、ポーズを取っている過程が何より大切なのです。

 

呼吸がどんな状態になっているのか?

ゆっくり伸びていく感じ、しっかり踏みしめる感じ、全体に広がっていく感じ。

 

さらに一つのポーズをキープしている間にも、呼吸が流れて、からだのいろいろな部分の感覚が変ってきます。

力が抜けていったり、また新たな緊張に気付いたり、からだを大きく動かすことはないのですが、

いつも必ず新しい発見があります。

 

また、ヨガには数え切れないほどのポーズがあり、なるべく多くのポーズを練習した方がいいと誤解されている方もいらっしゃいます。

決してたくさんのポーズを練習する必要はありません。

 

たくさんのポーズを練習するよりも、5種類くらい、今の自分の状態に合ったポーズを、

時間は短くてもいいので、毎日少しずつ練習することをお勧めします。

 

毎日同じポーズを練習すると、いつもいつも、からだが違うことがよく分かります。

昨日と今日では、感じ方がやはり違います。

からだは毎日、毎瞬変化する。

そのことを実感できるようになります。

 

そして、からだの感覚がこんなに違うということは、こころの状態も毎日違うということ。

忙しくてイライラ、寒くて憂うつ、そういう気分はなかなかしつこく続くものですが、

決していつもいつも同じではありません。

 

 

からだも、こころも、日々、変化していくもの。

そのことを実感できれば、「何をしても変わらない」「良くなることはない」という思い込みから自由になれます。

 

決して難しいことはありませんから、セラピーとしてのヨガにご興味を持って下さると嬉しいです。

 

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