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操体法の不思議

「人生に八方塞がりはない」

「人生に八方塞がりはない、動かせるところを動かせばいい」

こんにちは、ゆいセラピーかぜのねです。

 

以前、肩が急に痛くて上がらなくなったことがありました。

その時に、とても楽になった方法がありますので、

シェアしたいと思います。

 

肩とか、膝とか、

急に痛くなって、

取り敢えず病院とか治療院に行って診てもらった。

「でも、とにかく痛いのを少しでも和らげたい!」

そんな状況の真っ只中にあるあなたに。

もしくは、

そんな状況になっても大丈夫なように、備えをしておきたいあなたも。

 

ある日ことでした。

仕事帰りの電車なかで、突然、右腕が上がらなくなってしまったのです。

二の腕の外側の辺りが、突っ張るようにズキンとした痛みが走り、

吊り革が掴めなくなってしまいました。

「ひょえ~?」

転んだ記憶もなければ、

ぶつけた記憶も全くありません。

 

「なんでだろ~?何これ?」

と思いつつ、一晩様子を見ていました。

が、痛みは増すばかり。

 

翌日、とりあえず行きつけの鍼灸院に行ってみました。

先生は、「再石灰化だね。炎症起こしてるから、とにかく冷やすように」と、

いつもの調子で、淡々と鍼を打ってくれました。

 

大したことはなさそう。

なのはいいけど、とにかく痛い!!

 

腕を上げることもできず、

後ろに回そうものなら、

ズキンと痛みが!

服を着替えるのも一苦労。

 

「どうしよう、ちゃんと治るのかなと?」

 という不安。

  

「も~どうすりゃいいの?」

 きっとヨーガの練習も出来ない(涙)

 

当時は、操体法(日本発祥のボディワークの一つです。)を取り入れた

ヨーガを学んでいまして。

毎週講師養成講座に通っていたのですよ。

 

肩が上がらないまま、養成講座の日を迎え、

取り敢えず行ってみることにしました。 

 

先生に事の次第をお伝えしたところ、

先生曰く、

「動かせるところを動かしなさい。

人のからだに、八方塞がりはないから。

それは人生も同じだから。」

 

その日は、本来やるべきプログラムの半分もまともにやれませんでした。

でも、こんな状態でも、

やってみると、意外に出来る!

ということが分かりました。

 

右腕は上がらないけれど、

立位のポーズで、真っ直ぐ立っていることはできる。

 

座位のポーズで、右腕を庇いながらでも、背骨を捻ることもできる。

 

どこから痛くなるのか、どこまで大丈夫なのか。

「痛いかな」と心配したり、

「あ、平気だ」とほっとしている自分がいる。

 

夢中になってやっているうちに、痛みを忘れていました。

 

ちなみに、技術的なことを申し上げますと。

こんな時には、なんでもいいから、

とにかく痛みを和らげたい!

ですよね。

 

操体法の考えでは、

人体には、連動している箇所があります。

肩関節と股関節。

膝と肘。

手首と足首。

など。

 

だから、肩が痛くて動かない時には、

代わりに股関節の動きを良くすることで、

肩を弛めてケアしていくことができます。

 

また、手や足は、左右で通じているので、

痛みの無い方の肩を、

痛む側の代わりに、

ゆっくり動かしながら弛めてあげると、

痛む方の肩も楽になります。

 

この時も、この通り。

股関節を柔らかくするワークや、

動かせる左肩を弛める動きを試してみました。

 

そうすると、

だんだんと右肩も楽になってきて。

 

思わぬところで、

自分のからだを使って

ヨーガの学びを深める結果になりました。

 

操体法って、

単純な動きなんですが、

不思議と楽になるのです。

 

確かに、腕立て伏せのような、床に手を付いて行うポーズはできません。

でも、右腕が上がらないなかでも、

他に動かせるところはたくさんあリます。

 

それに、

「何もできない」というのが、

実は自分の思い込みだったことに気付きました。

痛みがあったからこそ、学ぶことができたと言えます。

 

私たちは、痛みがあったりすると、

そこだけを気にしてしまい、

「ダメだ、できない」、と思いがちです。

でも、果たしてそうなんでしょうか?

 

動かせないところもある、

けれど、動かせるところもあるはず。

できないこともある、

けれど、できることもあるはずです。

 

なので、いつも、「もうダメか?」

と思う時、

「人生に八方塞がりはない」

この言葉を思い出します。

 

人生も、

一見関係のない出来事同士が、

実は深くつながっていたりするものです。

 

だから、

動かせるところ、

変えられるところ、

今のあなたにできることを、

まずやってみる。

 

と、思いがけず、

痛みがほどけていくように、

新たな方向が見えてきます。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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