続・親との関係に悩むあなたへ

親の感情・気分と、あなたの感情・気分は、別々のものです。
こんにちは。ゆいセラピーかぜのねです。
前回のブログ▶に引き続き、
今回も、このテーマで少し。
前回、
あなたには、これからのあなた自身を幸せにしていく、
自分なりの力があるのではないでしょうか?
ということに、
気付いていただきたい、とお伝えしました。
そうは言っても、なかなか難しい。
ですよね?
わたし自身の経験、
他の多くのクライアントさん達のお話から、
「わたしにも、自分なりの力がある」ということが、
自分で分かりづらくなっている、
ある状況が見えてきました。
今日は、そこをお伝えしたいと思います。
これをお読みいただくと、
親との関係について、何だかモヤモヤしてたものが、
少しスッキリするかもしれません。
親との関係に悩む人の多くに、
「親の気分や感情=自分の気分・感情」
になってしまっている方がいらっしゃることに気付きました。
本来、親の気分・感情と、
あなた自身の気分・感情とは、
別々のもののはずです。
だから、親がいくら不機嫌でも、それは親側の事情。
あなたまで不機嫌になる必要はないはずなのです。
ところが、たいていの場合、そういうわけにはいきません。
親の気分、特に不機嫌だったり、イライラしている雰囲気は、
空気を伝わって、
あなたの方に感染してきます。
そうすると、あなたにも、
あっという間に、不機嫌やイライラした気持ちが生じてきますよね。
自分で自分の感情を味わったり、コントロールできる、という感覚があると、
自分には、「それだけの力がある」と、
実感できるきっかけになります。
なので、
親の気分や感情を、
敏感にキャッチしてしまい、
すぐに巻き込まれてしまうと、
親に対して、
「自分が支配されてしまっている」とか、
「私は何もできない」とか、
無力感を持ちやすくなってしまいます。
あなた自身の感情や気分を持つ自由を、
自分に対して許し、
自分の感情や気分を守っていくことが、
そんな無力感から少しずつ抜け出すための、
最初の一歩になります。
親の感情なのか、自分の感情なのか、
ごちゃごちゃ状態にしないように、
自分だけの感情・気分を再確認することが大切になってきます。
自分のなかの感情や気分が、
親とやり取りして、どう変わったのか?
湧いてきた感情は、自分のなかから湧いてきた、自分だけのものなのか?
それとも、空気を伝わってきたものなのか?
無理なく出来る範囲で、
一つ一つ見つめ直してみることをお勧めします。
最初は少し面倒ですが、
やっているうちに、
自分の感情と、相手の感情をちゃんと区別したり、
相手に飲み込まれずに、
自分自身の感情のままでいられるようになります。
また、
自分だけの感情・気分を再確認するために、
手助けとなる強力なツールがあります。
それが、あなたの体感です。
例えば、痛みなどの、からだで感じる感覚は、紛れもなくあなただけのもの。
体感と感情はやっぱりつながっていますから、
ご自分の体感を、より、はっきりと感じられるように、トレーニングしていくと、
自分の感情や気分も、より、はっきりと実感できるようになるので、
他の人の感情・気分と区別しやすくなります。
体感を養っていくためには、
ヨーガやボディワークがもちろんイチオシですが、
自分のペースや身体感覚を確かめながら歩くことでも、プラスになります。
どんなに小さなことからでも、「自分を変えたい」と思って始めれば、
必ず、変化は訪れます。
ぜひ、お試しください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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