クレーマー対策から生まれた よろづ相談的セラピー

時代に逆行中。


臨床心理士&ヨガセラピストの澤田 ちさこ です。 

 

私が自分の経験から、本当に話しやすい場を作ろうと、あれこれ考えた結果、今のような「よろづ相談的」なセラピーにたどり着きました。

 

現代は、専門化・細分化の時代なので、完全に時代に逆行しています。

臨床心理士も、もともと守備範囲が広い職種なので、専門分野に特化した方は多いです。

しかし私は、なるべく全体的に、あなたを理解したい、あなたが本当に話したいことを聴かせていただきたいので、あえて、「○○専門」と掲げずに、相談できるようにしたいのです。

 

それは、本当に悩んでいることとは、

こころの問題、からだの問題、キャリアの問題、対人関係などの社会的な問題など、ひとつのカテゴリーに当てはまるものでもないな、と確信しているからです。

 

もちろん、カウンセラーとしての守備範囲を超えることはできませんが、可能な限り、あなたと向き合っていきたいと思っています。

 

クレーマー対応で見えてきたもの


私がハローワークの相談員として働いていた時のことです。

男性の利用者の方でどうにも理不尽な要求をしてくる方と面談していました。その方は、職務経歴書を見せてくれない、

今までの経験を教えて欲しいと言っても、ろくに話してくれない。

初対面で話したくない気持ちも分かりますが。

 

それなのに、自分に合った仕事をすぐに紹介しろ、と言うのです。

焦る気持ちも分かります。

でも私は魔法使いではありませんから、その方のバックグラウンドも分からないまま、適職を案内するなど、出来るはずはありません。

その方は、「何でできないんだ」とクレームをつけ、強い口調で執拗に責め続けました。

すると、私の頭は真っ白になってしまい、何も考えられなくなってしまったのです。

最後には、その方が諦めてくれるまで、ひたすら「お力になれず申し訳ありません。」と繰り返すことしかできませんでした。

 

その後、本当に悩みました。その人が怖かったというより、自分の頭が真っ白になってしまったことが、どうにも気になったのです。

 

こういう理不尽な方の相談を受けるのは、ハローワークのような現場では避けられないことなので、冷静に対処していかなければなりません。

私はこの先、続けていけるんだろうか?

カウンセラーとしての経験を積むためにはまだまだ続けなくてはいけない。

それなのに、また、ここで辞めることになるんだろうか?

 

この状態は、過去にも経験したことがありました。

例えば授業中に指名されると、急にフリーズしてしまい、答えが分かっているのに言えない、ということが何度もあったのです。

 

カウンセリングを受けることに


これには、「何か」がある。探るべきものがある、と直感し、

私は、産業カウンセラー協会付属の相談室に行ってみることにしました。

 

担当のカウンセラーは50代位の女性でした。

私は上記の出来事を話し、彼女はちゃんと話を聴いてくれました。

して頭が真っ白にならないために、「ヤバい」と思ったら席を外して、トイレなどで落ち着くように、とか、職務経歴書を一緒に作るかのような聴き方をするように、とか、アドバイスをくれました。

確かにそれは役に立つアドバイスでした。

 

でも、私には違和感がありました。

私が本当に相談したいのはそこじゃない!

カウンセリングの回数を重ねるごとに、そんな思いが強くなってきました。

 

自分なりにいろいろ考えて、頭が真っ白になってしまった理由が少しずつ見えてきたのです。小さい頃から、父親に怒鳴られると、思考停止状態になってしまう。

その時の感覚と全く同じ状態になっていることに気付いたのです。

 

私は父とのことを、カウンセラーに伝えました。父のことと向き合いたかったから。

でも、なぜか、彼女は、あまりそこに触れてはくれませんでした。

お皿がぶつかるような音も苦手で、それも何か関連があるかも、と思い話したのですが。

彼女は、大きい音が苦手だったら、「ガチャン!」と音がした時に、「嫌な音!気をつけようね。」も言葉で表現すべきだと、またアドバイスをくれました。

確かに言語化することも、自分の気持ちを整理するために役に立ちます。ただ、私の欲しかったのは、こういう表面的なアドバイスではありません。

解決する・しないではなくて、ただ、父とのことに向き合う作業がしたかったのです。

 

カウンセラーはさらに、私がこれからも相談員としてやっていけるかどうか、不安があるということを受けて、今の仕事について、考えてみてはどうか、と提案してくれました。

そしてハローワークで得たものと失ったものを考えてくるように、宿題を出されました。

 

通常、1〜2週間にに一度の間隔で面談していたので、2週間後に予約をしようとしたところ、彼女はなぜか、「そんなにすぐに宿題できるの?」と言い、結局3週間後の予約になってしまいました。

 

私は、いつの間にか、カウンセラーと私が向いている方向が大分違ってきた感じがしました。私は別に、今は仕事のことについてより、父とのことを考えたかったのです。

 

仕事終わりに片道1時間かかるのか負担にもなり、予約をキャンセルして、カウンセリングを終了することにしました。

 

何でも相談できる場にしたい!


私の担当カウンセラーは決して悪いカウンセラーではありません。

ただ、私は、切り捨てられたように感じたのです。

彼女は、キャリアカウンセラーとして、あくまでもキャリアの領域の部分で、私の問題を捉えていたのでしょう。

確かに、職場でのことですから、キャリア上の問題でもありました。

 

私としては、せっかくここまで二人でカウンセリングを続けたのですから、自分の問題の背景となった父のことを、もう少しこのまま聞いて欲しかっただけなのです。

そのうえで、専門外だから対応できないということであれば、そう伝えてほしかった。

 

その後私の問題がどうなったか?については、次のブログでご紹介します。

 

それから、カウンセラーとしての勉強をしていくうちに、意外と私と同じような経験をしている方が多いことに気付きました。

得意分野ではないから、とのことで、また別のカウンセラーを探さなくてはならない場合や、他のセラピストに一から話すのことに負担を感じてしまうこと、その分時間もお金もかかってしまうので困っている、といった声を聞きました。

 

なので、私は、あまりカテゴリーにこだわらずに、本当に自分と向き合いたい、と思う方のために、こんなよろづ相談的な場を立ち上げたのです。

 

あなたも、どこに相談したらいいのか分からなくて、相談したいのに出来ない、ということであれば、どうぞ、一度いらしてみてください。

ご自分に真剣に向き合いたいというあなたに、私もとことんご一緒します。

 

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