本当のヨガとは?

どんなヨガを選べばいいのか、迷った時に。

わたしがヨガを初めた頃には想像もつかなかったほど、ヨガが一般的になってきているんですね。
You Tubeでもいろいろなヨーガが紹介されていて、迷うほどですね。

ヨガっていろいろあって…一体どれがいいの?

そんなお声も聞きますが…

Chisako
Chisako
実は、どれでもいいです!

あなたが「これなら出来そう!」と思えるものであれば、いわゆるヨガレッスンでなくても、やり方さえ間違えなければ、ちゃんとヨガになります。

とはいえ、ヨガを始める時、またはヨガを一歩深めたい時に、どういうふうにヨガのレッスンや流派を選べばいいのか、ある程度参考になるものがあった方がよいのかな、と思い、この記事をまとめてみました。

また、ヨガの本当の効果を感じていただくために、ヨガを実践する上で大切なポイントが下記に記載してありますので、あわせてお読みくださいますと嬉しいです。

なぜ、今までヨガをやっても効果がなかったの? 初めてのお客様からこんなお声を聞くことがあります。 今ではヨガの効果を確信しているわたしですが、わたし自身もかつてはそんな気持...

初心者だから「楽な」クラスがいい?

ヨガ教室やホットヨガ、専門のヨガスタジオでは、いろいろなヨガクラスがあるのが普通です。

初心者向け、中級者向け、上級者向けとレベル別になっている場合もあります。
または、リラックスヨガ、ハタヨガ、パワーヨガなど、ヨガのスタイルによって分けられている場合も。

レベル別にクラスが分かれているのであれば、自分のレベルに合っているクラスに参加してみることをまずはおすすめします。

が、特にレベル分けされていないクラスの場合、特に初心者の方に気をつけていただきたいのは、

必ずしも、「リラックスヨガ=初心者向け」ではないことです。

「身体が硬いから、ヨガのポーズなんて出来ないし…」
そう考えて、あまり身体を使わないクラスを選ぶお気持ちも分かります。

わたし自身も、最初はそう考えていたこともあります。

けれども、これから本気でヨガをやってみたい方には、ある程度運動量のある、身体を動かすクラスをお勧めします。

それはなぜかというと。

リラックスのクラスは実は経験者向け

ヨガでは、ご自分の内面の感覚に意識を向けて、呼吸や身体の変化に集中することがとても大切です。
「どれほど集中出来るかどうか」が、ヨガの上達のレベルと言っても過言ではありません。

身体をあまり動かさない状態で、自分の内面に集中するというのは、意外と難しいんです。

実際やってみると分かるかと思いますが、例えば、楽に座った状態で、呼吸だけに意識を向けて集中しようとしてみます。
経験が浅い方の場合は、おそらく、ただ眠くなってしまったり、腰や足が痛くなって、そちらに気を取られてしまったり、という状態になることが多いかと思います。

それでは、残念ながら、本来のヨガの効果は得られません。

ですので、本当のところ、瞑想や呼吸法を中心にしたクラスは、坐位のポーズを一定時間無理なく出来るレベルの、ある程度練習を積んだ方にお勧めします。

初心者の方こそ、ベーシックな立位のポーズを

ヨガは本来、数十分から数時間、静かに座って瞑想出来るための身体を作るという目的もあります。
(ヨガの本来の姿は、ご自分の本質を悟るための教えです。詳しくはこちらの記事も

そのくらいの時間、ずっと動かずに自分の内面に意識を向けているためには、当然のことながら、姿勢が安定して、ゆっくりと深い呼吸が出来て、穏やか気持ちを保ち続けられることが必要です。

安定した姿勢には、背骨を真っ直ぐに引き上げ続ける強さが必要で、そのためには、足腰の筋力や柔軟性も大切になります。
深く呼吸するためには、肩に無駄な緊張が無く、胸が開いて、呼吸筋がしなやかに動く状態でなければなりません。

そういう身体を作るために、現代のような、いろいろなポーズを練習するヨガがあるのです。

(現実的には、修行のように、そこまでやる必要はありませんが、ただ、姿勢を真っ直ぐに保つことや、足腰の筋力を養うこと、深い呼吸が出来るようになることは、日々の生活を健やかに、快適にするためにも、やって損はないと思いますよ。)

なので、何よりも姿勢を保つために必要な、基本となる足腰の力を養うこと、つまり立位のポーズから練習を始めることをおすすめします。

最初の基本の姿勢がしっかり出来ていると、その後、難しいポーズにもスムーズにチャレンジしていくことが出来ます。

逆に、基本がちゃんと出来ていない状態で、闇雲に難しいポーズにチャレンジしても、うまくいかないどころか、思わぬ怪我をする原因にもなります。

ですので、ヨガの練習をずっと続けていきたいと思う方には特に、立位のベーシックなポーズから、まずは始めてみてください。

何よりもご自分の感覚を大切に

とはいえ、ヨガは、実際にやってみることが一番です。
あれこれ考え過ぎる前に、とにかくヨガのレッスンに参加してみましょう。

ヨガのスタイルや流派がどうの、というより、「やってみよう」という気持ちが大切。

次にお伝えする点に気をつけて、まずは体験してみてくださいね!

クラスのなかでは、自分の感覚に集中して、呼吸が荒々しくなったり、鋭い痛みが生じたり、「何か嫌だ、やりたくない」と感じたら、周りを気にせず、止めておきましょう。

一連のクラスの内容を無理に全てやる必要ありません。
「先生に申し訳ないから…」とか、気にしなくても大丈夫です。

Chisako
Chisako
何よりご自分の感覚、直感を大事にしましょう!

呼吸はバロメーター

ヨガではご自分に意識を向けることが何より大切だとお伝えしてきました。

その目安は、呼吸です。
ヨガの最中に、ゆったりした呼吸が出来なくなったら、それは「無理し始めているよ」という、身体からのサインです。

ヨガは、エクササイズではありません。
なので、からだを無理に動かしたり、自分の今の体力以上のことをやる必要は全くありません。

特に慣れないうちは、つい、他の人と競うようにやったり、みんなと一緒にやらなきゃいけない気持ちでやったり、頑張ろうとしてしまい、呼吸を止めてまでポーズを取ってしまうことがよくあります。
ヨガでは決して呼吸を止めてはいけません。

呼吸が止まってしまったり、ご自分の呼吸に意識が向けられなければ、どんなに優れた方法でも、苦しいだけで、あまり効果が感じられなくなってしまいます。

ご自分に合ったヨガに出会うまでに

クラスが終わったら、次の点をチェックしてみてください。

  1. どんなポーズがあなたにとって、心地よかったのか、心地よくなかったのか?
  2. 全体的なクラスの雰囲気が、あなたに合うものだったか?
  3. クラスの進み具合が、あなたのペースに合うものだったか?
  4. ぐったり疲れた、体力を消耗しただけ、という感じがないか?
  5. 時間は適当だったか?

特に④と⑤は重要です。
というのは、正しくヨガの練習をすると、筋肉を使うので、当然、肉体的にはある程度疲れますが、身体の内部のエネルギーが循環するので、全体的にスッキリするはずです。

また、ヨガでは集中することが、とにかく大切なので、長時間やればいい、というものではありません。
たとえ短時間でも、丁寧に集中してやった方が、はるかに効果があります。
リラックスのポーズでも、長時間漫然とやっていたら、家でゴロゴロしているのと同じ。
リラックスしながらも、からだの隅々まで、意識を向けていくこと。
これがヨガのポイントです。

この点を振り返ってみて、今後のヨガをやる出る時に、参考にしてください。

あるレッスンに出て、自分には合わないと思ったら、そこでヨガをやめずに、他のクラスにも少し参加してみてください。

例えば、リラックスクラスとなっていても、先生によって、全く内容が違っていることもあります。
同じスタイル・流派でも、教える先生によって、かなり印象が違うはずです。

というのは、ヨガは個人的な経験に基づくもの。
先生は、自分が体験したことしか、教えられないからです。

そのため、同じポーズを教えるとしても、先生によって、教え方は十人十色なんです。

どんなふうになりたい?

ヨガをやる理由として、おそらく最も多いのが、「リラックスしたい」ということかと思います。

それでは、ご自分が「リラックスした」と感じるのは、どんな状態でしょうか?
それも意外と人によって違うのではないでしょうか?

気持ちが焦ってイライラするのを鎮めたい。
身体に力が入らないようなグッタリした感じから回復したい。
身体も心も緊張してかたまっているのを緩ませたい。
などなど。

こんなふうに、ご自分がどんなふうになりたいか?
ご自分の状態をより細かく観察していく必要もあるかと思います。

上記の例で言うと、
イライラするのを鎮めるのであれば、身体をしっかり動かすクラスを。
グッタリした状態であれば、動くより、呼吸を意識できるクラスを。
緊張をほぐすのであれば、動いた後にしっかり休めるクラスを。

こんなふうに、人それぞれ、必要なヨガは違うものです。
ご自分に合ったヨガが見つかるまでに、何度か体験することになるかもしれません。

結果を急がないで

また、ダイエットのためにヨガを始めるという方も多いものです。
そうすると、「パワーヨガ=痩せる」と考えてしまい、運動量が多くて流れるようにポーズを取るクラスを選びたくなるのも自然なことです。

けれども、どうか、結果を急がないでください。

ポーズを次から次へと取っていくやり方は、「動いた!」という充実感が得られて、確かにスッキリします。
ところがこれが落とし穴。
ヨガでの基本的な身体の使い方を知らないまま、無理をして難易度の高いポーズをやってしまうと、ケガをすることにもつながります。

ヨガはちゃんとやれば、結果は必ず付いてきます。

一歩ステップアップしたい時に

現代のヨガは、本当に多種多様なスタイル・流派があって、どれもそれぞれに個性があります。
初めのうちは、あるヨガがあなたにとってピッタリだったとしても、ヨガの練習を続けるにしたがって、それが合わなくなっていくことも、もちろんあります。

やっていくうちに、何となく今までのヨガでは物足りなく感じられることがあります。
ヨガとちゃんと向き合っていると、身体も心も変化するためです。

そうなったら、新しくなったご自分に合わせて、繰り返し繰り返しヨガのやり方を見直していくことも必要です。

その時に気をつけていただきたいことをお伝えします。

ヨガをきちんとやっていればいるほど、からだの内部の、より繊細な感覚が分かるようになります。集中力もアップしています。
なので、今までより、もっと丁寧に、より微細に、あなたの内側を観察していく方向へ、ヨガのやり方を変えていかなくてはなりません。

でも、このことは、単に難しいポーズにチャレンジしなさい、ということではありません。

今まで以上に、いつも、自分の呼吸の状態を丁寧に見つめて、
一瞬一瞬、今、自分がどういう状態なのか。
何を感じているのか。

そういう、あなたの内側へと一歩深めた練習をしていくことをお勧めします。

自分らしく生きる道筋を教えてくれるもの

わたしはヨガの練習を始めて18年以上になります。

わたし自身も、「なんか合わないな…」というタイミングで、これまでに何度も、ヨガスタジオを変えたり、ヨガの流派を変えたりしてきました。

そうしないと、もう自分には合わないヨガをずっと続けてしまうことになるからです。

伝統的なインド式のヨガをずっと学んでいて、アメリカ式のヨガが盛んになってきて、そちらのヨガの方により良いイメージを持つようになったこともありました。
そこで今まで自分がやってきたヨガが本当のヨガではない気がして、迷っていた時期も。

その過程で、いろいろな先生、生徒さんに出会い、改めて自分の身体と向き合ったり、「自分はどう感じるのか?」自問自答することも多々ありました。

そして、現在学んでいるアイアンガーヨガに出会いました。

今思うのは、ヨガを学ぶ過程で経験したこと全てが、自分らしく生きていくための、道筋を教えてくれるものになったということです。

本当に、ヨガは単なる身体を動かすだけのエクササイズではないんです。
ただシンプルにヨガに向き合っていくと、ビックリするほど、多くのものが得られます。

そんなヨガの恵みを、1人でも多くの方に体験していただきたいと思っています。

ABOUT ME
Chisako
臨床心理士・公認心理師・ヨガインストラクター。元社労士。 こころとからだのことで悩んでいるあなたに、わたしの今までの学びがお役に立つと嬉しいです。 根が不器用な自分を認めて、ただシンプルに生きるのが信条。
定員2名までの超少人数制クラスで、伝統的なヨガを学んでみませんか?

本来のヨガの目的のひとつは、「心をケアすること」。
そんな伝統に立ち戻って、メンタルケア・ストレスケアとしてのヨガをマイペースで学べるクラスを開催しています。

臨床心理士としての経験から、からだを整えることで、心をケアし、ストレスを和らげる効果のある内容を厳選してお伝えします。

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