心理カウンセリングとは?

どん底でつかんだ癒しの話 ~わたしのセラピーの真髄~

新型コロナウィルスが発生して以降、連日あちこちで「不安」という言葉をよく耳にするようになりました。
コロナ以前でも、社会全体にどこか不安な雰囲気があったように感じていましたが、それが顕在化してきたな、というふうに思えます。

わたしは日々、不安を抱えている方にお会いしています。
はっきりと不安を解消したいという気持ちのある方も、根底には不安を抱えながらも、まだあまり意識されていない方もいらっしゃいます。

そしてどんな方でも、
「不安を解消してほしい」「安心させてほしい」「大丈夫だと保証してほしい」
そんな切実な思いを、心の底に抱えていらっしゃいます。

もちろん、わたしはセラピストとして、不安な気持ちを軽くするために、いろいろお手伝いさせていただいています。

でも、不安をはじめ、ネガティブな気持ちは、自分でちゃんとケアして、自分の力で抱えることができるのです。そうなると、心身の不調は和らいでいきます。

わたしのセラピーは、セルフケア、セルフメンテナンスを最終目標にしているのは、究極のところ、根本的に不安、ネガティブを解消するには、自分の力で自分をケアすることが必要だからなのです。

どなたにも、もちろん、あなたにも、自分で自分をケアできる力が潜んでいます。
今は不調に悩むあなたをサポートしながら、あなたのその力を引き出すお手伝いが、わたしの仕事なんです。

あなたにとっての、本当に必要な癒しは、あなた自身のなかから生まれてくるもの。
それ以外にないんです。

そして、そういう力は、実在するんです。
ファンタジーや理論上の話ではなくて、現実に起こることなんです。

わたし自身の身の上にも起こりましたし、わたしのクライアントさんにも起こっています。

ここでは、わたしが、自分のなかか生まれてくる癒しの力を初めて確信した経験、
そして、わたしのセラピーであなたにシェアしたいことをご紹介していきます。

自分のなかからしか、本当の癒しは生まれない

まずは、わたしの体験をお話させてください。

今から20年近く経ちますが、わたしが24歳の頃でした。

当時は実家暮らしで、母が病後、高齢の祖母がいるという環境で、日常の家事をやらなくてはいけない状況で、わたしはフルタイムの仕事に就くことができませんでした。

就職氷河期のなかで、やっと就職した職場を自分の不調で辞めざるを得なくなって、
「ちゃんとした社会人になってリベンジしてやる!」という思いがあり、社会保険労務士の資格を取得するため勉強していました。

父の理解がなく、どことなく肩身が狭い思いをしながら日々家事をし、資格スクールに通う以外は、ほとんどの時間を勉強に当てていました。

本番の試験まであと3か月という、5月のゴールデンウイーク明けのある夜。

急に眠れなくなったのです。

疲れているのにちっとも眠れない。
それどころか、物音に異様に敏感になってしまい、遅く帰って来た弟が、リビングで食器の音を立てるだけで、目が覚めてしまう。
眠りたいのに、いざ、眠りに落ちるという瞬間になると、「試験に落ちるかも」という言葉が急に浮かんできては、気になって眠れない。

こんな状況が続きました。
眠れないので疲れは溜まる一方。
体力も落ちてきて、身体がだるくて仕方がありませんでした。

どうにもならなくて、近くの病院に行き、「どこの科を受診すればいいですか?」と尋ねたところ、「心療内科かな~?でも眠れないと気にすると余計眠れなくなるから」とあまり相手にされず、診察もしてもらえませんでした。

仕方なく、他の心療内科クリニックを探して受診し、とりあえず睡眠導入剤をもらって飲みました。
すると眠れることは眠れるのですが、睡眠は浅いまま。
かえって副作用のせいか、ぼんやりしてスッキリしない。

でも、やらなければならないことはやらなくてはいけないので、だましだまし毎日を送って1ヶ月以上過ぎたころ。

朝起きて普通に家事をしようとしたのですが、身体がフラフラして立っているのもやっと。
それでも、何とか掃除を始めようとしたのですが、とうとう母に「もういいいから」と言われて、ベッドに戻るしかなくなってしまいました。

もう何も出来なくて、眠れるわけでもなく、ただ横になって、天井の模様を見つめていました。

体力も気力も、お金も仕事も、知恵も要領も、キャリアも経験も無い。
もう自分には何もない。

家に置いてもらっている以上、迷惑をかけたくないと思ってやっていた家事もやれない。
家族にも見捨てられてしまった…

とても弱っていて、なんだか呼吸するのがやっとのように感じられました。
自分が本当に何もない、空っぽな感じ。
ただ、それだけしか感じられませんでした。

呼吸の仕方を忘れてしまったのではないか、と思ったほどです。
次の呼吸ができるかも不安なくらい。
なので、しばらく自分が呼吸できるかどうか、それだけをただ気にしていました。

すると…

「この世でなすべきことなど、何もない。」

その瞬間に、ふと、わたしの内側から湧いてきた言葉です。

いま、ただ、呼吸している。
それだけでもいいのかも。
そんな気持ちが自分のなかで湧いてきました。

その時に、緊張が抜けていく、というか、ほーっと深い息が自然にできるというか。
モヤモヤしたものが、すーっと静まっていく。
そんな感覚が生まれました。

別に、いいんじゃない。
そう、この世になすべきことなど、何もない。
ただ、自分でありさえすれば。
それだけで、いい。

自然にそういう気持ちになれて、そのまま、すーっと眠り込んでしまいました。

外側の状況は何も変わらないけれど、何かが変わった

その日を境目に、少しずつわたしの調子は良くなってきました。

資格試験の日程は刻々と迫っているし、家族関係など、外部の状況は何も変わらないまま。
ある意味、時間が迫っているので、状況は悪くなっているとも言えます。

それでも、わたしのなかで、確実に何かが変わりました。
不思議と、「いいんだ、大丈夫だ」とどこかで思えるようになったんです。

当時のわたしは、無我夢中でしたが、臨床心理士となった今、冷静に振り返ってみると、
この時、生まれて初めて、わたしは真っ直ぐに自分と向き合うということをしたのです。

そして、自分のなかの、「思い込み」というか、「価値観」というか、何かを手放すことができた体験だったのです。

「頑張ることが良い、頑張れば何とかなる、もっともっとやらなくては…」
そういう価値観だけに縛られている自分。

世間から見て「ダメな自分」でいると、家族を含めた全ての人から見捨てられるかもしれない。それが怖い。
そんな自分の弱さを認めることが嫌で、情けなくて、ただ逃げていた自分。
ただ自分を追い詰めることで、大人なのに自分で自分を守ることさえできない自分の弱さを、見て見ぬふりをしていたこと。

でも、そんな状態でも、自分の身体があって、呼吸があって、自分としてここにいる。
何もない。
けれども、少なくとも、わたしの身体は生きようとしている。

わたしのなかに、生まれながらに備わっていた、「生きていく力」があること。
自分のなかに、自分を癒す力があるということ。
そのことを、確信できた瞬間でした。

あなたの内面の気付きだけが、あなたを変える

この時の気付きは、その後も、わたしにいろいろなことを教えてくれました。

世間から見たら、ダメなわたしかもしれない。
でも、わたしには、わたししかない。

なので、それからわたしは、自分と向き合うことを続けるようになりました。

その後のわたしの人生にも、引き続きいろいろなことがあり、気持ち的にすごく弱ってしまって、今考えると、かなり危うい状況になった時もありました。
でも、どんな時でも「自分しかいない」
そう思えたことが、わたしの支えになってくれました。

それからも、たくさんのセラピスト、カウンセラー、ヒーラー達にも会いました。

なぜかというと、
日常生活から離れて、集中して自分の内面に向き合う時間、場が必要になったため。
自分のなかで考えるヒントとして、自分と違う、客観的な立場で、話を聴いてもらうことが必要だと思ったため。
改めて社会に出ると、人間関係や仕事のことでアドバイスが必要だったということもあります。

セラピストさん達に癒されたこともありましたが、自分の内面で気付いたこと、自分のなかから出てくる力が一番、わたし自身を癒し、わたしの助けになってくれました。

こうした内面の気付きこそ、人を癒し、人を強くし、人を変えていくものなのです。

内面の気付きを得るにはどうすればいい?

では、あなたの内面の気付きを得るには、どうすればいいのでしょうか?

Chisako
Chisako
ご自分と向き合っていくことしかないんです!

あなたが、あなた自身と向き合い、あなたの内面を探っていくと、あなた自身の気付きが得られます。
わたしや、わたしのクライアントさん達と同じように。

わたしがカウンセラーとして、心理カウンセリングやヨガのセラピーをお勧めするのは、カウンセリングやヨガが、自分と向き合っていくためのツールとして、とても有効だからです。

わたしは実際、自分がクライアントとしてカウンセリングを受けていて、深く自分の内面を探っていけた時に、前述の瞬間のときと同じ感覚、気付きを得ることができることが分かりました。
また、ヨガの練習でも同じなのです。
自分の身体を動かす感覚に深く入り込むことができると、まさにこの時と同じ感覚が得られるのです。

この感覚が、いわゆる瞑想状態に近いものなのだ、ということも最近分かってきましたし、「マインドフルネス」につながる感覚なのですね。

わたしが、あなたに体験していただきたいのは、まさに、この状態なのです。
自分のなかから、自分を癒す力が湧いてくること。
状況は変わらないかもしれない、でも、自分は大丈夫だと思えるようになること。

セラピーを受けなくても、自分と向き合っていくことは、もちろん可能だと思います。

日常生活のなかで自分と向き合っていく方法については、こちらをご覧ください。

でも、正直、日常生活のなかで、「自分と真摯に向き合う時間」を持つことは、相当大変です。
ただでさえ忙しいのですから、あえて時間を作ろうとしないと、ズルズルと時間だけが過ぎてしまいます。
やらない言い訳もたくさんあります。
「どうせうまくできない」「疲れたから無理」「なんか面倒くさくなった」

でも、あなたが本気で心身の不調を改善したいのであれば、あなたにも、あなたの内面での気付きを得て欲しいのです。
なぜなら、それが心身の不調を改善したり、ネガティブな気持ちを和らげたり、症状や問題を改善するための、一番の近道になるからです。

わたしのセラピーであなたに提供できること

自分と向き合っていくこと。

言葉で書いてしまうと、簡単そうですが、本当はなかなか難しいことなんです。
出来ているようで、出来ていなかったり、やっているようで、やっていなかったり。

なので、わたしは、あなたがあなたに向き合うことを、お手伝いします。

この場で具体的なやり方をお伝えすることはできません。
ひとりひとり、その人に合ったやり方が違うからです。

ある方には、自分の内面に気持ちを向けていくワークをすることもありますし、
日常生活での困った問題をご一緒に話し合いながら、ご自分の内側を掘り下げていくこともあり、
また、ヨガを中心にして、身体の感覚を確かめていくことから、内面に向かっていく方も。

そのやり方は、全部違うんです。
あなたには、あなただけに合った、あなただけのやり方があります。

ただひとつ、共通しているのは。

わたしは、あなたのお話を伺ったり、ヨガをお伝えすることで、あなたが安全に、安心してあなた自身に向き合えるように、お手伝いします。
あなたのなかに本来備わっている生きていく力が引き出されるまで、二人三脚でサポートします。

あなたにも、自分で自分を治していく力があるということ。
そのことにあなたが気付き、「もう大丈夫」と思えるようになったら、セラピーは卒業。

その時には、きっと、心身の不調を自分の力で癒せるあなたになっているはずです。

ABOUT ME
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Chisako
臨床心理士・公認心理師・ヨガインストラクター。元社労士。 こころとからだのことで悩んでいるあなたに、わたしの今までの学びがお役に立つと嬉しいです。 根が不器用な自分を認めて、ただシンプルに生きるのが信条。
カウンセリングがうまくいかなかったあなたに。

あなたはご存知でしょうか?

不安、うつ、トラウマ、過緊張など、こころの症状を、ヨガで身体を整えながら改善していくことができるということを。

「心の問題には対話によるカウンセリング」というのが一般的な常識ですし、
わたし自身、臨床心理士として、カウンセリングの効果も確かにあると認めています。

けれども、カウンセリングでは、うまく話すことができないと、なかなか先に進めない、ということも事実です。

いくら相手がカウンセラーだったとしても、そんなにすぐに打ち解けて、自分のありのままを話すことなんて難しいですよね。
信頼できるかどうかも分からないし、不安ですよね?

カウンセラーと信頼できる関係を築くまでには、本当に長い時間がかかります。
そのため、カウンセリングで変化を感じる前に、続けられなくなってしまう場合が多いのです。

「カウンセリングがうまくいかない」と困っている方がきっとたくさんいらっしゃるはず。本当はそういう方こそ、心のケアが必要なのに。

そこで、「無理に誰かに話さなくても、心の問題を解決していける方法があればいいな」と、わたしはずっと探していました。

そこで、たどり着いたのが、身体を整え、身体の感覚に向き合うことで、心を整え、心の問題を解決していこうとするヨーガセラピーだったのです。

これから自分らしく生きるために、こころ、からだをケアしたい。
でも、カウンセリングでは難しい。

そんなあなたにこそ、ヨーガセラピーをお勧めします。
ぜひ、一度試してみてくださいませんか。

ヨーガセラピーの詳細はこちらから