本当のヨガとは?

あえてマンツーマンのヨガをお勧めする理由

「マンツーマンのヨガってどういうこと?」
「普通、ヨガってみんな一緒にやるものじゃないの?」
「わざわざ高いお金払ってマンツーマンでやっても意味あるの?」

おそらく、こちらをお読みになっているあなたは、こんなふうな疑問をお持ちだと思います。
わたしも、ヨガを始めたばかりの頃はそう思っていました。

ところが、ヨガの学びが長くなるにつれて、
「マンツーマンでやってこそヨガ!」という信念が芽生えて。

そして今、マンツーマンでヨガを学べる場所がまだまだ少ないこともあって、
「かぜのね」では、あえてパーソナル・ヨガにこだわっています。

実は、女性にこそ、マンツーマンでのヨガをお勧めする理由があるのです。
ここでは、その理由をご紹介したいと思います。

ヨガのルーツは精神修行

ヨガというと、一般的には、女性のための美容体操、ダイエットのためのエクササイズ、健康づくりの運動、・・・
そんなイメージがあるかと思います。

ところが、本来のヨガは、全く違います。

あまり知られていないことかもしれませんが、
ヨガの歴史は古く、約5000年以上前の古代インダス文明ですでにヨガが行われていた、
とされています。

そんな昔むかしのインドで生まれたヨガは、現在のように、
世間一般の普通の暮らしのなかで行われるものではありませんでした。
世間から離れた特別な修行用の環境で行われていたのです。

仏教の修行にも通じるのですが、「悟り」という目的を達するために。

悟るためには、当たり前ですけど…
まず、自分の心を整えて鍛えることが必要になってきますよね。

心を整え、鍛えていくために、
まずは最初に身体を整え、鍛えていくことから始めようと考え出されたのが、
現在一般的に行われているヨガのルーツ、ハタヨガなんです。

なので、筋トレやピラティスなどとは、そもそものルーツから違うのです。

もともとヨガは1対1の師弟関係で教えられてきたもの

そんな精神修行の一環だったヨガは、かつては修行用のお寺のような場所でしか行われていませんでした。

当然、そこにはヨガの仙人のような先生がいて、
ヨガを学ぶ時には、その先生に弟子入りし、生活を共にしながら、
師匠と弟子というマンツーマンの関係のなかで、ヨガは教えられ、伝えられるものだったのです。

修行のためではありますが、目に見えないもの、精神、心というとてもデリケートなものを扱っていくのですから、当然といえば、これも当然のことですが。

さて近現代になって、インドに西欧の文化が入るようになった後、
ヨガが欧米の人々に知られ、ヨガが医学的・科学的に研究されるようになりました。

そこでヨガがストレス解消や健康増進にとても効果があるということが、実際の研究を通して証明されるようになったんです。

するとアメリカやヨーロッパで、一般の人々に幅広くヨガが知られるようになり、
ストレス改善や病気の予防のために、ヨガを学びたい人が増えてきました。

その時に初めて、一度に、たくさんの人に効率よくヨガを教えられるように、と、
グループでのレッスンが考え出されたのです。

その結果、一般の人々が、普段の生活のなかで、ヨガを学べる機会が多くなり、
今のように、誰でもヨガを練習することができる状況が整ってきたわけなんです。

このことは意外と知られていないですよね。

伝統的には、ヨガはマンツーマン・レッスンが基本なんです。
身体を整えることで、心を整えていくというヨガ本来の目的からすれば、当然のことと言えるのですが。

わたしがマンツーマンをお勧めする理由のひとつに、
こうした「心をケアしていく」ヨガを、本来の最も効果的な環境で、ひとりでも多くの人に知っていただきたいということがあります。

ヨガは本当は男性向けに編み出されたものでした

それから、当時、そうした環境で修行をしているのは基本的に男性だけでした。
女性がヨガを学ぶことは許されていなかったのです。
そのため、もともと、ヨガは健康な男性向けに作られているのです。

ヨガの長い長い歴史のなかで、今のように、女性や心身に不調のある方がヨガをやるようになったのは、本当につい最近のことなんです。

ですので、ヨーガのアーサナ(ポーズ)のなかには、実は女性向けではないものがあります。

「女性ならでは」のヨガの練習が必要

女性と男性の生殖機能は違っていますよね。

男性と違い、女性には月経があります。
1か月の間に、そのホルモンバランスによって、元気な時もあれば、疲れやすかったり、生理痛など身体に痛みがある時期もあり、体調や気分に波があります。

それだけではなく、初潮~妊娠、出産~更年期~閉経と、ライフステージによって、女性の身体は変化します。

当然のことながら、もともと男性向けに考案されたヨガでは、こうした女性の身体には対応していないのです。

特に妊娠中・生理期間中は、やってはいけないポーズや、やり方を変えなくてはいけないポーズが多々あります。
更年期の時期も、やはりデリケートですから、考慮した方が良いポーズがあります。

だからこそ、女性がヨガを学ぶ時には、その時々の自分の身体の状態、心の状態、月経のリズム、女性としてのサイクルを全て考慮したうえで、やっていく必要があるのです。

女性には、毎日違う「女性としての今の自分の身体」に合わせたヨガを練習していただきたいのです。

今のあなたの身体に合わせるためのマンツーマンレッスン

さらに、もともとヨガは、キツイ修行ができる男性、つまり、健康な男性向けに作られたものだとお伝えしました。

現代では、ヨガは、心身の不調を癒すという目的で行われることが多くなりましたが、
やはり、高血圧など持病のある方にとっては、控えた方が良いポーズや、やり方を工夫した方が良いポーズも当然あるのです。

例えば、リウマチなどで身体が思うように動かしづらい場合には、もともとのポーズの効果をなるべく損ねないような形で、ポーズを修正して練習していくことが必要になってきます。
逆に言えば、ポーズを今の自分身体に合わせて調整すれば、身体が思うように動かなくても、かなり幅広いポーズを練習することができるのです。

常に変化する身体を持つ女性、そして、持病などにより、体調や気分に波がある方は特に、その時々の身体と心の状態に合わせた内容のヨガが必要なのです。

Aさんにとって有益なポーズが、Bさんにとっても有益だとは限らないわけです。

しかし、一般的なグループレッスンでは、そこまで生徒さんお一人おひとりの状態に合わせて、クラスを展開することは限界があります。

なので、今のあなたには合わないポーズをやってしまい、かえって調子が悪くなってしまったり、ともすればケガをしてしまうことにつながるのです。

ヨガクラスの中には、マタニティなど目的別のクラスがありますが、同じく妊娠中であっても、その時の体調や気分は人それぞれです。
その日によって、身体を動かした方が効果的な日もあれば、穏やかな動きに抑えた方が良い日もあります。

誰にでも、自分だけのヨガが本当は必要

さらにさらに、わたし達一人ひとり、身体も心もみんな違います。
骨格、筋力、体力、関節の柔軟性、手足の長さ、左右差、etc.
誰一人同じ人はいません。

例えば、生まれつき関節の柔軟性が高い方もいらっしゃいます。
すると、難易度の高いポーズを簡単に取れてしまう場合があるのですが、
かえって、関節の柔らかさに頼ってポーズを取ってしまい、
必要な筋力が育たなかったり、柔らかすぎる関節が変形してしまったり、という事態も起きてきます。

どんな方でも、使うべき筋肉をしっかり使い、向けるべきところにちゃんと意識を向けられるように練習することが、ヨガの恩恵を最大限に受けるために大切なんです。

みんなそれぞれ違う身体に合わせた、自分だけのヨガの練習の仕方が本当は必要なんです。
それを実現できるのが、マンツーマンのレッスン、ということです。

マンツーマンだからこそ、どなたでもヨガができます!

ヨガは美容やダイエットに効果があるだけではありません。
身体の不調、心の不調を癒し、整え、健やかになれる力を与えてくれるものです。

そして、ヨガで一番大切なのは、自分自身に向き合うこと。
案外、心身ともに健康で、問題ない時は、実は自分と向き合うことは難しい。

何か不調がある時にこそ、改めて自分と向き合わなくてはいけない状況になります。
ヨガは、そんな時に、自分と向き合うための、とても役に立つ方法のひとつです。

ですので、心身の不調に悩む方にこそ、ヨガをやってみていただきたいのです。
ところが不調のある方は、ほとんどと言っていいくらい、ヨガを敬遠されていらっしゃいます。
多分レッスンについていけないから、と。

それは本当に残念なことです。

でも、マンツーマン・レッスンであれば、
お身体に痛みがある方、ご病気等で体力や筋力を回復させたい方、柔軟性に不安のある方、どんな方でも、ヨガをその人にとって最適な方法に合わせて変えていくことができます。

だからわたしはマンツーマンにこだわっています。

不調に悩む今こそ、ヨガが大きな力になるから。
不調のある時こそ、ヨガの恩恵を最も得られるから。

わたし自身、長年ヨガを学んできて、一昨日とある手術を受けました。
そこから体力を回復させる過程で、ヨガがそれまで以上に力になってくれました。

あなたの人生にも、ヨガの良さ、素晴らしさを活かしていただきたいです。

ABOUT ME
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Chisako
臨床心理士・公認心理師・ヨガインストラクター。元社労士。 こころとからだのことで悩んでいるあなたに、わたしの今までの学びがお役に立つと嬉しいです。 根が不器用な自分を認めて、ただシンプルに生きるのが信条。
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