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心身のケアのための極めてシンプルな鉄則。~脱!セルフネグレクト~

どこか具合が悪くなると、病院に行きますよね。
そして○○という診断をされて、薬を処方されたり、仕事を休むように言われたり、入院や手術を勧められたりします。

ほとんどの場合、病院に行くと、病気の治し方は教えてもらえる、はずですよね。

ところが実際のところ、
「とりあえずお薬を出しますから、様子を見ましょう」
医師からそう言われて、何となくモヤモヤしながら病院を後にして、
薬を飲んでみたけれど、なんかイマイチ…

あなたもそんな経験をされているのでは?

実際、お客様からそういうお話を聴くことが多いです。
わたし自身も、以前、不眠と身体がフラフラすることで受診した時もそうでした。

そうなると、「とりあえずネットで検索してみよう!」となるわけですが。

それはそれは、たくさんの情報が…
〇〇は体に良い、いや、良くない、とか。

一体、何を信じればいいの?

迷うばかりですよね。

今日は、そんなあなたに、迷わず自分で自分をケアするための方法をお伝えします。
このことは、ずっと健康でいるために根本的に必要なことでもあるんです。
現場の医師から個人的に学んだことも含めてシェアしていきますね。

医師は病気の専門家であって、健康の専門家ではない

わたしは、病院に行っても、あまり相手にされなかったという経験から、
結局のところ、自分でやるしかない、と、覚悟を決めて試行錯誤を始めたのですが。

その後、いろいろ学んだところ、病院が役に立たなかったのは、「まあ仕方がないことだった」と思うようになりました。

医師、医療の専門というのは、身体の病気であれ、精神的な病気であれ、
「医学的に病気である場合」なんです。
ずっとわたしが悩んできた不調のように、「健康ではない」けれども「医学的に病気とまでは言えない」状態では、治療する方法がないのです。

ドクター
ドクター
医師は病気の専門家であって、健康の専門家ではない!

これは、ある現役のお医者さんから、わたしが実際に聞いた言葉です。

「医学的に病気な状態は対応できるけど、健康の専門家ではないので、どうすれば健康になれるのかは本当のところ、分からない。
それは医師の専門ではないから…」ということでした。

その当時のわたしが知りたかったのは、
「どうやったら、不安定な体調が安定するのか?」
「普段からどういうことに気を付ければいいのか?」
病気未満の不健康な状態を健康な状態に改善する方法だったのです。

それは、やはり、試行錯誤しながら自分で見つけていくしかないものでした。

でも、みんな、どうすれば良いのか、よく分からない。
それで、多種多様な健康情報、健康食品、健康グッズ、健康法などが宣伝されているのでしょうね。

本当に大切なものは、たった3つ+α

わたしがあちこちで学んで、自分で実践してみた、今までの研究成果(笑)を発表します。健康のために、絶対に外してはいけない必要なものは、実はとてもシンプルなんです。

  1. 食事
  2. 睡眠
  3. 運動

王道とも言える、この3つです。
そして、プラスアルファとして大切なのが、ストレスケアです。

きっと、「こんな簡単なこと」とか、
「いまさら言われてもねえ」とか、
「とっくに気を付けているわ」とか、思われるかもしれません。

ところが、普段の生活では
「忙しいから適当にお腹を満たしているだけ」
「睡眠時間を削って仕事や家事をしている」
「今日はもう疲れたから運動やめよう」
とか。
つい、当たり前すぎて後回しにしていませんか?

頭だけ働きすぎていませんか?

わたし達の生活は、かつてと比べものにならないほど、忙しいんです。
特に、脳が。

というのは、現在の社会では、いまだかつて人類が経験していないほど多くの情報を処理しながら生活しなければなりません。
SNSなどバーチャルのコミュニケーションも増加していますし、ネットも動画も、とにかく視覚から入る情報が多いです。
(視覚からの情報は全て脳で処理されます。だから、過去の時代と比べると、飛躍的に頭の情報処理量が増えているんです!)

こういう、頭だけを使うような、頭で考えるイメージだけが先行しやすい環境のなかにいると、身体の感覚がどんどん薄くなってきてしまいます。

そうなると、いつの間にか、普通の日常生活でも、からだが感じる感覚そのものよりも、「〇〇すべき」「〇〇に違いない」と、頭で考えることを優先することが当たり前になってしまいます。

ある程度は仕方ないことですが。
眠くなっても、「まだやることがあるから」とか。
目が疲れているのに、無理にスマホ画面を見続けようとしたり。

これでは「休みたい」と身体がサインを出しているのに、「休まない・休めない」ので、身体の疲れやストレスを蓄積させてしまいます。

身体からのサインを無視+気分の低下=セルフネグレクト

誰でも、忙し過ぎたり、イライラしたり、気分が低下すると、
自分のことが「どうでもい、面倒くさい」みたいになってしまう傾向があるんです。

「何を食べるか考えるのも面倒くさい」
「何かするよりスマホをダラダラ見ていたい」
「帰ったらすぐソファーでゴロン。動きたくない」

こんなふうな気分で、しかも、身体のサインを無視してしまいがち。
そうなると、自分のために必要なケアを簡単に怠ってしまいます。
言うなれば、誰でも軽い「セルフネグレクト」の状態になりやすいんです。

それが一時的なものなら問題はないのですが、
ずっとこんなセルフネグレクト状態が続いて、当たり前になってしまうと、
当然ですが、あなたの大切な健康を阻害することになる可能性があります。

なので、忙しい時ほど、常識ともいえる①食事②睡眠③運動の習慣を見直して、
あなた自身をケアすることを忘れないで下さい!

わたしは、この3つの習慣については、「これが正解」というものは無いと思います。
というのは、身体はひとりひとり違うので、あなたにピッタリな方法となると、自分でバランスを見つけていくしかないんです。

とはいえ、「ほぼこれが妥当」という目安はありますので、これからそちらをお伝えしていきます。

①食事のこと

「何を食べるか」とか「何を食べないか」ということだけが、情報として氾濫しているような気がしています。

食べ物も、あなたに合う食べ物もあれば、合わない食べ物もあります。
その時の季節や体調によっても、合うもの、合わないものがあり、「身体に良い」とされている食べ物も、全ての人に合うわけではありません。

「何を食べるか」も、大切は大切ですが、
それ以上に、あなたが本当に「美味しい」と思って食べること、の方がずっと重要です。
そして、とにかく、よく噛んで食べることをお勧めします。

なぜならば、食物は、十分に消化されないといけないからです。
つまり、食べたものがしっかりと消化・吸収され、必要な栄養分がちゃんと摂取できないと、
何を食べても意味がないのです。

十分に消化するためには、消化液がしっかりと分泌されなくてはいけません。

そのために一番大切なのが、「美味しい」と思って食べること。

それだけでも、消化液の分泌が良くなり、気分も良くなります。

そうかと言って、栄養バランスを全く考えないで甘いものばかり食べるというのは論外ですが、
糖質制限ダイエット、とか、
極端に特定の食品だけを摂るとか、
添加物や農薬を必要以上に気にするとか。
これらは、あまりお勧めできません。
(もちろん、食物アレルギーをお持ちの方は除きます。)

イライラを解消するために、ケーキをたくさん食べてても、本当に美味しいですか?
身体のために…といって、食べたいものを我慢して、食べたくないものを無理矢理食べても、本当に美味しいでしょうか?
添加物が…とか気にしながら食べても、美味しいですか?

医学的に食事制限等がない状態であれば、どうぞ、あなた自身のからだを信じて、あなたが、心から「美味しい」と感じられるような、そんな食事をしてください。

そして、どんな時でも、ゆっくり、よく噛んで。
回数を数える必要はないので、あなたの感覚で、穏やかな気分で食べることです!

噛むことも、消化液の分泌を高める効果があります。
良い消化・吸収には不可欠です。

心理的には「誰と食べるか?」ということも重要です。
嫌いな人と一緒に食べて美味しいですか?
ビジネスランチもいいけど、やっぱり緊張して、味がよく分からない、ということはありませんか?
ここは案外忘れがちなので、ぜひ見直してみてくださいね。

②睡眠のこと

睡眠は案外、軽視されやすい傾向にもあるし、逆に、悩んでいる方も多いのが睡眠です。

個人差はありますが、睡眠時間は7時間前後が目安とされています。
ですが、「7時間寝なくては!」と義務のように感じるのであれば逆効果。
長時間ダラダラ眠るより、短時間でもぐっすり、すっきり眠る方が合っている方もいます。

ここでも大切なのは、あなた自身の感覚を大切にすること。
目覚めがすっきりとして、日中眠くなったり、だるい感じがないのであれば、睡眠時間が目安より長くても短くても問題ありません。
(お昼ご飯の後、少々眠い、という位は大丈夫。)

寝つきが悪い、眠りが浅い、と、気にし過ぎてしまうと、「眠れないのでは?」という不安から、余計眠れなくなることもあります。
「少しくらい眠れなくても大丈夫!」くらいの、楽な気持ちでお休みになることをお勧めします。

ただし、ストレス解消目的であっても、就寝直前の、スマホ、パソコン、テレビはやめておきましょう。
目に画面からの光が入ると、脳が休息モードに入ってくれません。

気付かずにやっている普段の生活の中にも、睡眠の質を下げるものがあります。
アルコールやカフェインの摂り過ぎなど。
特に、カフェインはコーヒー以外でも、緑茶や紅茶、栄養ドリンクにも含まれていますし、知らずにかなりの量を摂取している場合があります。

夜遅い時間帯に、ジョギングなど激しい運動をすることも、お勧めできません。
本来睡眠に向かって身体がトーンダウンすべき時間なのに、逆に身体を活性化させてしまいます。

普段の生活習慣を除いて、最近あまり眠れないことが続いている、と思ったら、どんなことが、理由として考えられるでしょうか?

睡眠の状態は、あなたの心理状態を、分かりやすく教えてくれるもの。
あなたの睡眠を妨げているものについて、少しずつ考えていく時期なのかもしれません。

もしかしたら、ご自分では意識していなくても、仕事のこと、人間関係のことなどで、何かストレスに感じることがあるかもしれません。

特に、転就職、ご結婚など、幸せな出来事であれ、ライフスタイル上に大きな変化があった場合、人間は大きなストレスとして認識して、睡眠の状態が悪化することもあります。
人間は、変化を嫌う側面があります。
新しいライフスタイルに自分を適応させるためには、それが期待していたものだったとしても、かなりの心理的エネルギーを消耗するものなのです。

そうした何か生活上の変化がなかったか、
知らず知らずのうちにストレスに感じていることがなかったか、見直してみてはいかがでしょうか。

③運動のこと

これは、大きく好みが分かれる習慣かもしれません。
元々身体を動かすのが好きな方、あまり好きでない方がいらっしゃいます。

ここでも大切なのは、あなたが無理なく、心地よくできることです。
そして、「運動しなくては!」と意気込み過ぎないことです。

何かスポーツをするとか、ジムに行くことだけが運動ではありません。
掃除や買い物など毎日の家事だって、からだを動かそうと、意識してやれば、それで十分な運動になります。

「ジムに行かなきゃ!」よりも、
例えば、床の拭き掃除をするとか、買い物する時に車を使わないとか、なるべく階段を使うとか。
週1日ジムでまとめて運動するよりも、普段の生活のなかで、こまめに、からだを動かすことをお勧めします。

その方が「ジムに行くのが面倒」にならなくてすみますし、時間もお金もかからず、しかも、気分転換にとても良いからです。
毎日適度にからだを動かして、肉体的に疲れると、寝付きもよくなる場合も多いです。

意識して「からだを使う」ことを、毎日積み重ねていくと、頭ばかり使うことが多い日々のなかで、心身のバランスを整えることにつながります。

スポーツのように、勝ち負けを競う必要もありません。
例えば、好きで始めたダンスだったのに、コンクール出場のために、他の生徒さんの足を引っ張らないよう必死に練習しなくてはいけない状況になって、ダンスが辛くなってしまった、というようなお話を伺うこともあります。
これでは、ご自分のためのケアとしては役に立ちません。

あなたがご自分の身体を動かすことを楽しいと感じられるかどうか?
それだけが大切なことです。

プラスアルファのストレスケアのこと

さて、①食事②睡眠③運動の3つの習慣をお伝えしました。
残りのプラスアルファのストレスケアです!

脳に入ってくる情報が多く、その処理をするために、頭ばかり働いてオーバーヒート気味。
たいていの方は、身体ではなく、頭、脳が疲れているのです。

ストレスケアは、働き過ぎた頭を休めるためなので、どんなことでも構いません。

あなたが、ただ純粋に、「心地いい」「気持ちが安らぐ」と思うことを、
自分だけのために、自分で自分をケアするという気持ちを込めて、
やってみてください。

①食事とも関連しますが、本当に「美味しい」「癒される」と、こころから実感して食べることが出来ればケーキを食べることも、大切なストレスケアになります。

仕事の合間に、5分でも目を閉じて、ちょっとゆっくりするだけでも、「自分のために、自分をケアする」という、意識を持ってやれば、それだって十分なストレスケアです。

ストレスケアは特に、「無理しない」「頑張らない」「過度にやらない」ことが大切です。

大好きだったはずの趣味も、無理して、頑張って、やり過ぎるほどやってしまっては、ストレスケアではなくなってしまいます。
それ自体がストレスとなってしまいますよね。

なので、純粋に「楽しく」やれる範囲で。
「ただ心地よい」「ただ楽しい」が薬です。

大切なのは「あなたがどう感じるか?」

いかがでしたか?
心身の健康のための3つの習慣+αをお伝えしました。

特に目新しいものではなく、常識的なことですが、本当に毎日ちゃんと出来ている方は少ないです。

甘いものばかり食べてしまったり、ドラマを観て夜更かししたり、すぐにエスカレーターに乗ったりしてしまいますよね。

最後にお伝えしたいのは、食事・睡眠・運動・ストレスケアの全てにおいて大切なのは、
「あなたがどう感じるか?」ということ。

みんなが良いと言うから、とか、
有名なお医者さんが良いと言うから、とか、
外側の情報よりも、他でもない、あなたが感じることを、どうか優先してください。

あなたのからだやこころを健康にできる人は、あなた自身しかいません。
あなたに合うものを知っている人も、あなた自身しかいない。
あなた自身が「自分をケアしよう」という気持ちを持たない限り、誰もあなたに代わってあなたを本当にケアしてくれる人はいないんです。

かけがえのないあなたを、あなた自身が、大切にしてあげてください。

4つ全部できなくても、できるところからでも大丈夫です。

例えば、忙しくてまとまった運動の時間が取れないのであれば、出勤の途中などに、5分でもいいので、少し遠回りをして歩くとか。
忙しい時ほど、食事だけは、ゆっくり、美味しく食べられるようにするとか。

5分位歩いたところで、肉体レベルへの影響はほとんどないかもしれませんが(笑)、
たとえ5分という、こんな短い時間であっても、「自分で自分をケアする」気持ちを持って、無理をしない範囲で、出来ることをやっていくことで、あなたは必ず変われます。

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Chisako
臨床心理士・公認心理師・ヨガインストラクター。元社労士。 こころとからだのことで悩んでいるあなたに、わたしの今までの学びがお役に立つと嬉しいです。 根が不器用な自分を認めて、ただシンプルに生きるのが信条。