ヨガはわざわざマンツーマンでやる意味があるのですか?
グループレッスンでやっても同じではないですか?
たまにそういったご質問をお受けするときがあります。
確かに一般的なヨガ教室では、グループレッスンが基本となっています。
私自身、かつてはグループレッスンを受け持っていたこともありました。
しかし、ヨガを深く学んでいただくためには、やはりマンツーマン・レッスンだ!
と確信してしまったので、今ではマンツーマンにこだわっています。
というのは、ヨガでは、その時その時の自分の呼吸や身体の感覚に向き合っていくことが何よりも大切です。
自分の内面に向き合うことが出来ていなければ、それはヨガではありません。
単なるヨガのポーズの真似事に過ぎないのです。
ヨガはエクササイズではない!
本来、ヨガはポーズの出来映えを競うエクササイズではありません。
それぞれが自分の内面に向き合うことがヨガですから、ヨガでの体験は、他の人と比べようがないものなんです。
けれども、スポーツジムなどでは、他の人と競うようにやっている雰囲気もありますし、グループレッスンでは、みんなと一緒にやらなきゃいけない気持ちでやることもあるかと思います。
グループレッスンの内容に付いていける状態の時であれば、それもまた良いのかもしれません。
が、身体のどこかに痛みがあったり、体調や気分に問題がある場合は、無理にポーズを取っても、痛みや違和感を感じるばかりで、とても今の自分の呼吸の様子や身体の感覚を観察することなど難しいはずです。
自分の内面にしっかり向き合えない状態では、せっかくヨガをやっても、効果は半減してしまいます。
それどころか、かえって調子が悪くなってしまったり、ともすればケガをしてしまうことにつながる恐れだってあります。
一般的なグループレッスンでは、お一人おひとりの状態に合わせて、クラスを展開することにはやはり限界があります。
そのため、知らず知らずに今のあなたには合わないポーズをやっているのかもしれません。
ヨガは何より、特に初心者の方は、今の自分の身体や心の状態に合わせた内容で練習することが重要なのです。
そこで、ヨガを本当に安全に、最大限効果的にやっていただくためには、やはりマンツーマンでのレッスンをお勧めするしかないのです。